どくだみの思い出

私はどくだみに対して嫌な思い出しかない。
私は元々アトピーを持っていたので母がいつもどくだみを飲ませていた。
どくだみは体にいいからと飲まされていたので、子供の頃は母がコップを持っただけでもドキッとしてしまったぐらいだ。

一番嫌だったのは学校に持っていく水筒にまでどくだみを入れられていたこと。
学校ではよくお茶を頂戴とか飲み比べをしたりとかそういうのもちょっとした楽しみだったのだが、私のどくだみのお茶はあまりにも評判が悪くて最終的には私はなぜかあだ名が草だった。
子供のつけるあだ名とはいっても、草はあまりにもひどい。

もちろんどくだみというお茶は体に良いのは事実らしく、そのおかげもあってか私のアトピーは少しずつ改善されていたように感じる。
その一方で未だにどくだみという言葉を聞いただけでもなんとなく喉がイガイガするし、体に鳥肌が立ってしまったり精神的な副作用がかなり大きかったような気がしなくもない。
今でもどくだみが体によいと言うのは通説としてあるのか分かたないものの、正直私は今後どくだみを飲むことはないと思う。